基本的な使い方

特定フォルダにあるファイルに処理を繰り返し行う方法

反復構造をUiPath Studioで作成する方法について、これまでいくつか解説してきましたが、今回は特定のフォルダにあるファイルに繰り返し処理を行う方法を解説します。

ファイルの繰り返し

ファイルに対して繰り返し処理を行いたい場合は、「繰り返し(フォルダー内の各ファイル)」アクティビティを使用します。

フォルダー内にあるファイルの数だけ処理を繰り返します。

繰り返し対処理は、アクティビティ内の実行の中に配置していきます。

サブフォルダーを含むにチェックを入れると、サブフォルダーも検索対象となります。

フィルター条件で、フィルターを適用して特定の拡張子のファイルのみに対してのみ繰り返し処理を実施することも可能です。

繰り返し処理の中では、自動的に2つの変数が作成されます。

  1. CurrentIndex
  2. CurrentFile

これらは、変数パネルには表示されませんが、繰り返しアクティビティの中でのみ使える変数です。

CurrentIndex

CurrentIndexには、現在実施している繰り返し回数が格納されます。

1から始まり、繰り返しに応じて2,3,4と増えていきます。

CurrentFile

もう1つはCurrentFileです。この名前は変更することもできます。

この変数はファイル情報を格納するFileInfo型の変数です。

FileInfoには便利なメソッドが用意されており、ファイル名を取得したり絶対パスを取得できたりします。

ABOUT ME
律野桜哉
本業で、外資系企業でRPAコンサルタントとして大企業向けにRPAの導入をお手伝いしています。副業でも大企業以外の方にもRPAを使っていただけるようにコアワカRPAスクールやUdemyで講師をしてUiPathの魅力を伝えています。Udemyのベストセラー講師。お得なクーポンをサイト内で配布中。
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