基本的な使い方

モダンデザインエクスペリエンスで使えるExcelのアクティビティとセル・範囲の指定方法

UiPath Studioのモダンエクスペリエンスで使用できるExcelのアクティビティについて説明します。

Excelのアクティビティ

Excelの自動化でよく使うアクティビティを表にしました。

セル・範囲を読み書きするアクティビティが用意されています。

最新のモダンデザインエクスペリエンスでは、ExcelプロセススコープとExcelファイルを使用アクティビティを使用することをUiPathが推奨しています。

「Excelファイルを使用」アクティビティで、使用したいExcelファイルを開くことができます。

「Excelプロセススコープ」は、マクロの有無や表示の有無などのExcelファイルを開く設定を変更できます。

Excelのセル・範囲指定方法

モダンデザインエクスペリエンスでは、Excelのセルや範囲を指定する方法が3つあります。

  1. 事前にExcelで名称を設定
  2. Excel内で示す
  3. カスタム入力

事前にExcelで名称を設定

Excelではセルやテーブルに名前を付けることができます。

付けた名前は、UiPath Studioで簡単に参照することができます。

Excel内で示す

「Excel内で示す」を使用すると、UiPath StudioとExcelが連携して直接セルや範囲(テーブル)を簡単に指定することができます。

事前にExcelアドインのインストールが必要です。

カスタム入力

カスタム入力では、シート名とセルや範囲のアドレスを指定することができます。

事前に設定しておいた名前を指定することもできます。

日付をExcelに記入する方法

UiPathでは、現在時刻を表すNowと現在日時を表すTodayが用意されています。

厳密には、.NETのDatetimeのプロパティをUiPathが使えるのですが、細かいことは覚えなくて構いません。

これらはDatetime型のため、Excelの表示形式が日付形式の場合は直接書き込むことができます。

Excelの表示形式が文字列形式の場合は、UiPath StudioでString(文字列)型に変換して書き込みます。

ABOUT ME
律野桜哉
本業で、外資系企業でRPAコンサルタントとして大企業向けにRPAの導入をお手伝いしています。副業でも大企業以外の方にもRPAを使っていただけるようにコアワカRPAスクールやUdemyで講師をしてUiPathの魅力を伝えています。Udemyのベストセラー講師。お得なクーポンをサイト内で配布中。
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