頑張っているのに評価されない。全然給料が上がらない。
そんな経験無いですか?以前の僕がそうでした。
上場企業の子会社でエンジニアをしていた僕の給料は全国平均レベル。
10年間働くと、頑張っても頑張らなくても評価があまり変わらないことに気づきました。
どの企業でも大体同じだと思います。
日系企業でエンジニアをしていた僕は、外資系企業への転職で200万円年収を上げることができました。
同じように悩んでいる人のために僕が編み出した転職ノウハウを公開します。
昇進よりも転職の方が年収は上がりやすい
僕は昇進を目指さずに転職で年収アップを目指して方が良いと考えています。
日系企業の場合、まだまだ年功序列が根強く残っているため、成果を上げたとしても一気に昇進することはできません。
何年も成果を積み重ねて階段を登っていくイメージです。
対して、転職はエレベーターのようなものです。
転職というエレベーターを使って効率的に年収を上げることが重要です。
でも、ちゃんとしたエレベーターに乗らないと全然上に上がらないエレベーターだったりするので見極めが必要です。
外資系企業への転職を利用して年収アップを目指すべき
厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況によれば、転職で年収アップする割合は40%程度。
その内訳は以下の通り。
1割未満の年収増加が12.9%
1割から3割未満の年収増加が18.6%
3割以上の年収増加は8.9%
日本の企業は前職の給料をベースにして転職者の給料を決定します。
つまりは日系企業へ転職しようとしている時点で大幅な年収アップは期待できないと考えてください。
複数の転職エージェントも同じことを言っていたので、相当難しいのでしょう。
大手企業の場合は、給与テーブルが中小企業と比べると高いため数十万円は年収アップするとは思います。
これに対して、外資系企業は基本的に前職の給与は関係なく採用するポジションによって給与が決まります。
つまりは600万円のポジションであれば、前職が300万円だったとしても基本的には600万円前後でオファーが来ます。
先ほど説明した通り、日本の企業は前職の給与をベースにしています。
これを利用して、外資系企業でベースの年収をアップさせてから、日本の企業に入ることで高い年収で入ることができます。
つまり、僕らが乗るべき転職エレベーターは日本の大手企業ではなく、外資系企業です。
外資系企業に入るための戦略
外資系企業は、英語面接や筆記試験があるため、入りやすい訳ではありません。
でも、安心してください。入るための戦略があります。
どの外資系企業が良いのか?
外資系企業はいっぱいあるけど、どこに応募すべきかわからない人がいると思います。
投資ファンドに多く投資してもらっている企業をチェックしてください。
ソフトバンクビジョンファンドの投資先をチェックしてみてください。
世界のユニコーン企業をチェックするのも良い考えです。
これらの企業は投資ファンドお墨付きの企業です。
いつ応募すべきか?
実は外資系企業に入りやすいタイミングがあるんです。
それは外資系企業が日本市場を重要と捉えて参入してくるタイミングです。
そして、日本市場が爆発的に拡大しているタイミングです。
日本市場で需要はあるけれど、それを売るスタッフの数が足りておらず機会損失を起こしている。
この時が狙い目です。
いつもなら多くの転職者が1つの椅子を取り合うのですが、この時は倍率がグッと下がります。
最適なタイミングでの転職フェアは狙い目
投資ファンドが投資するほど優良な外資系企業が日本法人を作って日本市場に本格参入して来たタイミングが狙い目です。
更にこの時に転職フェアに参加する情報をキャッチできれば、目的達成は目の前です。
転職フェアには採用担当者が同席していることが大半です。
そして転職フェアで応募する場合は、独自の採用フローとなります。
僕は「doda」の転職フェアで外資系企業からその日のうちに面談して内定をもらいました。登録しておいたほうが良いと思います。
また、「リクルートエージェント」も転職フェアを開催しているため、要チェックです。登録しておくことをおすすめします。
外資系企業へ転職する際の一般的な流れは以下のようなステップを踏まなければなりません。
・書類審査
・筆記試験
・面接
・面接
・最終面接
僕の場合は、これだけ。
・転職フェアでの面接のみ
日本市場が急速に拡大し需要が供給を大幅に上回っている場合は、このようなことが起きるのです。
タイミングが合わなければ、僕は書類審査すら通っていないかもしれません。
それほど、タイミングは重要です。
情報をキャッチするためにやることは転職エージェントへの登録
転職活動では情報が重要です。
・外資系の優良企業が日本市場に参入して来たか?
・日本の市場が拡大しているか?
・転職フェアに参加するか?
まずは転職エージェントに登録しましょう。
外資系企業の募集は、一般公開されていない場合もあります。
私が使用したのは「ビズリーチ」と「CareerCarver」の2つです。私もこの2つから外資系の求人情報を教えてもらいました
具体的には「ビズリーチ」経由で「パーソルキャリア」のエージェントに外資系企業を提案していただき、合わせて転職フェアに参加する情報も教えてもらいました。
転職エージェント | 転職フェア |
パーソルキャリア | doda |
パーソルキャリアは、転職エージェントサービスも行っていますが、転職サイトとしてdodaを運営しており、転職フェアを度々開催しています。
このような転職エージェントは、企業情報と転職フェア情報が入ってくるため、情報源として活用しましょう。
転職エージェントの方には怒られるかもしれませんが、僕は転職エージェントから情報だけもらって転職エージェント経由で応募していません。
転職エージェント経由だと転職フェアでの特別な採用フローにならず、通常の選考フローとなるためです。
また、転職エージェントを使用しないほうが内定をもらった後の年収交渉で有利になります。
転職エージェントの手数料は年収の3割程度と言われています。
つまり企業は転職フェアで直接採用できれば転職エージェントへの手数料は払わなくて済むため、その分を応募者の年収に回すことも可能なのです。
実際、僕はオファーレターが届いてから数十万円年収を上げることができました。
転職エージェントに交渉してもらうというのも一つの手なのですが、採用側からしたら転職エージェントにお金を支払うよりも入ってくる人材にお金を上げたいと思うはずです。
転職エージェントの手数料分ぐらいは、交渉の余地があると思います。
今チェックすべき企業例を紹介
2019年現在で、この方法でオススメ企業がどこか一つ例をあげたいと思います。
同じような考えで今後リサーチしていけば、最適なタイミングが来た時に転職できると思います。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドのリサーチ
ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先を見て、企業をチェックします。
これらの企業がどんな製品・サービスを提供しているのか、1つずつ確認していきます。
2019年現在であれば、Automation Anywhereはチェックすべきと思います。
Automation Anywhereは米国No.1シェアのRPA(Robotic Process Automation)ツールベンダーです。
独自のAI技術を保有しており、ソフトバンク・ビジョン・ファンドから340億円の出資を受けました。
2022年度の国内RPA市場規模は、2017年度比で約4.5倍となる802億7千万円まで拡大すると予測されています。
Automation Anywhereの求人を転職エージェントを介してチェックしておき、転職フェアへ参加しないかもチェックしておきます。
このように、色々な企業をチェックしておくことをオススメします。
良い製品・サービスであることは間違いないため、日本市場を開拓するのはやりがいがある仕事です。
時が来るまで爪を研いでおきましょう
時が来るまで待ちましょう。
外資系企業では、ポジションにもよりますが、英語が必要になってきます。
TOEICを受けて英語力を高めましょう。
必要なスキルを見極めて伸ばす努力をしておきましょう。
まとめ
平均年収ぐらいだった平凡な僕でも、タイミングを上手く見極めることで200万円年収をアップすることができました。
年収だけが全てではありませんが、年収アップがモチベーションになることは確かです。
日本企業で働きたい人も外資系を経由することで年収アップできると考えています。
終身雇用が崩壊しようとしている現在、1つの企業に留まることはリスクとなりつつあります。
転職してスキルを効率的に向上させることこそが安定だと僕は考えています。
この記事は、もしかしたらnoteで有料化して非公開とするかもしれません。
では!(^^)/