UiPathアカデミー解説

UiPath アカデミーの回答と解説 レベル1 基礎 レッスン12

こんにちは、RPAコンサルタントのプロコアラです。

今回はUiPathアカデミーのレベル1 Foundation(基礎)のレッスン12の小テストを解説します。

レッスン12はデバッグと例外処理に関するテストです。

 

レベル1 Foundation(基礎)レッスン12

「site:https://www.uipath.com」の画像検索結果

問題:利用できない場合があるUI要素のクリック操作を処理する最も効果的な方法は何ですか?

正しいものを一つ選択してください

・Click アクティビティの ContinueOnError プロパティを True に設定する

・Try/Catch ブロック内に Click アクティビティを配置する

・Element Exists アクティビティを使用してから、Click アクティビティを使用する

 

正解

・Try/Catch ブロック内に Click アクティビティを配置する

失敗する可能性があるアクティビティは、トライキャッチを使用して失敗したときの代替処理を入れることで信頼性が向上します。

 

問題:デバッグモードで作業しているときに、ローカルパネルに表示されるものは何ですか?

正しいものを一つ選択してください

・ローカルパネルには表示されません

・ワークフローのログ

・ワークフロー内のすべてのアクティビティ

・変数の現在の値

 

正解

・変数の現在の値

ローカルパネルにはブレークした時の変数の値が表示されます

 

問題:ワークフローを読み込むときに表示される「Activity could not be loaded because of errors in the XAML」エラーの詳細について、どこで確認できますか?

正しいものを一つ選択してください

・Properties ペイン

・Output ペイン

・Library

・Outline ペイン

 

正解

・Output ペイン

エラーはOutputペインに表示されます

 

問題:Clickアクティビティにブレークポイントを設定し、デバッグモードでワークフローを開始した場合、どうなりますか?

正しいものを一つ選択してください

・ワークフローは、ブレークポイントを設定したClickアクティビティに到達したときに [続行] ボタンをクリックするまで一時停止します

・ワークフローは、ブレークポイントを設定したClickアクティビティに到達したときに5秒間一時停止します

・Breakアクティビティには、ブレークポイントしか設定できません

・ワークフローは、ブレークポイントを設定したClickアクティビティに到達したときにエラーをスローします

 

正解

・ワークフローは、ブレークポイントを設定したClickアクティビティに到達したときに [続行] ボタンをクリックするまで一時停止します

ブレークポイントを使用することで処理を一時停止することができます。処理が期待通りに動作しないときなどに有効な手段です。

 

問題:UI要素が画面に表示されるまで待機する必要がある場合は、どのアクティビティを使用すべきですか?

正しいものを一つ選択してください

・Wait Element Vanish

・Element Exists

・Find Element

 

正解

・Find Element

Find Element(要素を探す)を使用すると要素が表示するまで次の処理は待たされます

 

問題:アクティビティが失敗した場合でも、実行を続行するには、何を使用すればよいですか?

正しいものを一つ選択してください

・Try/Catch アクティビティ

・DelayAfter プロパティ

・TimeoutMS プロパティ

・Throw アクティビティ

 

正解

・Try/Catch アクティビティ

トライキャッチを使用することで失敗したときの処理を決めることができます。Throwアクティビティで何か処理した後にエラーを発生させることも可能です

 

問題:特定の条件でロボットの動作を分析するために、ロボットを手動で1ステップづつ実行できますか?

該当するものをすべて選択してください

・はい、ブレークポイントを使用して、デバッグモードでワークフローを実行します。

・はい、デバッグモードでワークフローを実行します。

・いいえ、できません。

・はい、ステップインとステップオーバーを使用します。

 

正解

・はい、ブレークポイントを使用して、デバッグモードでワークフローを実行します。

・はい、ステップインとステップオーバーを使用します。

ブレークポイントを設定してデバッグすることでブレークポイントで一時停止されます。そこからステップしていくことで一処理ずつ実行できます。

 

問題:Catchブロックで定義されている例外タイプが複数ある場合、どのブロックが実行されますか?

正しいものを一つ選択してください

・一致しているすべてのブロックが定義されている順に実行される

・特定の例外タイプに一致しているブロック

・最も一般的な例外タイプに一致しているブロック

・定義されている最初のブロック

 

正解

・特定の例外タイプに一致しているブロック

 

問題:ワークフローの実行中、変数の値はどこで確認できますか?

正しいものを一つ選択してください

・Library ペイン

・Variables ペイン

・Locals ペイン

・Outline ペイン

 

正解

・Locals ペイン

ローカルペインには、変数の値が表示されます。

 

問題:UI要素が画面に表示されているかどうかを確認する必要がある場合は、どのアクティビティを使用すべきですか?

正しいものを一つ選択してください

・Element Exists

・Find Element

・Wait Element Vanish

 

正解

・Element Exists

Element Existsは存在有無をTrue/Falseで返します。Ifステートを用いることで存在する場合と存在しない場合の処理を分けることができます

 

問題:UI要素が表示されているかどうかをチェックするために、Citrix環境で使用できるアクティビティは何ですか?

正しいものを一つ選択してください

・Image Exists

・Find Element

・Wait Element Vanish

・Element Exists

 

正解

・Image Exists

Citrix環境ではUI要素にはアクセスできないため、Image Existsを用います。

 

問題:ワークフローの実行中に、ワークフローが実行しているステップを確認するには、どうすればよいですか?

該当するものをすべて選択してください

・[デバッグ] と [アクティビティのハイライト] オプションを使用する

・[実行] を使用してプロパティパネルを確認する

・[デバッグ] を使用して出力パネルを確認する

 

正解

・[デバッグ] と [アクティビティのハイライト] オプションを使用する

・[デバッグ] を使用して出力パネルを確認する

 

問題:UI要素が画面に表示されなくなるまでワークフローを停止する必要がある場合は、どのアクティビティを使用する必要がありますか?

正しいものを一つ選択してください

・Wait Element Vanish

・Find Relative Element

・Element Exists

・Find Element

 

正解

・Wait Element Vanish

UI要素が表示されなくなるまで待つ場合にはWait Element Vanish(要素が消滅した時)アクティビティを用います。

 

問題:Try/catchアクティビティの Finally ブロックは、次の場合に実行されます。

正しいものを一つ選択してください

・Try ブロックのアクティビティは、エラーなしで実行された場合

・例外が発生したかどうかにかかわらず、毎回

・Catch ブロックのアクティビティが実行され、エラーが発生した場合

・Try ブロックのアクティビティが実行され、エラーが発生した場合

 

正解

・例外が発生したかどうかにかかわらず、毎回

Try:失敗する可能性のある処理

Catch:失敗したときの処理(ログ表示、代替処理等)

Finally:成功失敗によらず毎回実行する処理

 

問題:Catchブロックには、何を推奨しますか?

該当するものをすべて選択してください

・LogMessage アクティビティ

・なし

・Input Dialog アクティビティ

・失敗したアプローチの代替方法

 

正解

・LogMessage アクティビティ

・失敗したアプローチの代替方法

キャッチには失敗した時になぜ失敗したか分析するためにログを仕込む方法と、失敗した時に復帰するように代替処理を仕込むふたつのアプローチがあります。

 

問題:Try/catchブロックには、いくつのキャッチを格納できますか?

正しいものを一つ選択してください

・キャッチの数に制限はありません

・1

・2

・5

 

正解

・キャッチの数に制限はありません

 

問題:特定の条件でロボットの動作を分析するために、プロセスを遅く実行するには、どうすればよいですか?

正しいものを一つ選択してください

・検証を使用する。

・ブレークポイントを設定して、デバッグモードでワークフローを実行する。

・低速ステップを使用して、デバッグモードでワークフローを実行する。

・低速ステップを使用して、ワークフローを通常どおりに開始する。

 

正解

・低速ステップを使用して、デバッグモードでワークフローを実行する。

UiPathにはプロセスを遅く実行する低速ステップという機能があります

 

問題:特定のアクティビティの前に実行を一時停止するには、どうすればよいですか?(該当するものをすべて選択してください)

該当するものをすべて選択してください

・Breakアクティビティを使用する

・Pauseアクティビティを使用する

・MessageBoxアクティビティを使用する

・デバッグモードでブレークポイントを使用する

 

正解

・MessageBoxアクティビティを使用する

・デバッグモードでブレークポイントを使用する

MessageBoxはデバッグ、実行によらず停止します。ブレークポイントの場合はデバッグモードの場合だけ停止します。状況により使い分けましょう。

 

ABOUT ME
律野桜哉
本業で、外資系企業でRPAコンサルタントとして大企業向けにRPAの導入をお手伝いしています。副業でも大企業以外の方にもRPAを使っていただけるようにコアワカRPAスクールやUdemyで講師をしてUiPathの魅力を伝えています。Udemyのベストセラー講師。お得なクーポンをサイト内で配布中。
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