論理的に考えられるようになりたい。説得できるように話せたらいいのにな。
そう思ったことはないでしょうか?
ロジカルシンキングを身につけることによって、仕事の効率が上がります。
人に納得してもらうということができ、信頼されるようになります。
RPAコンサルのプロコアラは、思考やロジカルシンキングを研究しています。
今回は、そんな方にロジカルシンキングについて学べる書籍を、実際に読んでみてためになったものを厳選して紹介します。
ロジカルシンキングの入門書
マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術
ロジカルシンキングについて知りたい人は、まずこの本を読んでみることをお勧めします。
漫画でかかれているため、ロジカルシンキングって何だろうという入門者におすすめです。
Amazon Prime会員ならKindle版を無料で読めますので、ダウンロードしてみてください。
この本では、ロジカルシンキングだけで無く、ロジカル会話術としてどのように論理的に伝えるかということをテーマにしています。
人が納得する時には「論理」と「感情」で動くものです。
ロジカルシンキングの書籍が論理に特化している中で、論理的に話す前に相手の感情をときほぐす方法についても言及されている点でもおすすめです。
問題解決方法を学べる書籍
地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
著者は、東芝を経てコンサルティングファームに入社した経歴を持つ細谷 功氏。
この本では論理的思考(ロジカルシンキング)と直観力をベースとして、仮説思考、フレームワーク思考、抽象化思考を使用した問題解決の方法を解説しています。
「日本にある電柱の数は何本か?」というような、答えが出せないと思われる質問に対して答えを出すプロセスを「フェルミ推定」といいます。
どのように問題解決を考えていくべきかということを解説しており、なぜロジカルシンキングが必要なのか、どのような能力が必要なのかということを理解する点でも分かりやすくまとめられています。
論理的思考だけでなく、ビジネスパーソンとしてのスキルを上げたいと考えているのであれば読んでいたほうがいいと思います。
ロジカルシンキングの練習ができる書籍
頭がいい人の「論理思考」の磨き方
ビジネススクールのグロービス・マネジメント・スクールで講師をつとめている渡辺パコさんがロジカルシンキングについて書かれた本です。
この本の良い点は、例題を通して論理的思考のトレーニングができる点です。
グロービスで実際に生徒が考えた回答が多数紹介されており、何が問題なのかということを説明してくれているため、論理的思考の考え方を理解することができます。
もちろん、トレーニングパートの前には、ピラミッドストラクチャーやロジックツリーなどの論理的思考を助けるツールについて紹介しているパートもあるため、ロジカルシンキングを学びたいという人におすすめできる本です。
入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法
著者は隗コンサルティングオフィス株式会社代表 山崎康司氏。
考えるフェーズと書くフェーズを分けることの重要性を説いており、どのようにドキュメントに書くべきかが詳しく解説されています。
名詞表現や体言止めは禁止、あいまい言葉の禁止など、具体的にやってはいけないことが開設されているため、この通りにすればロジカルシンキングの考え方、そして書き方を格段にレベルアップすることができます。
例題も多いため、分かりやすくおすすめです。
仮説思考が学べる書籍
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
まとめ
考えがまとまらない。言いたいことが伝わらない。
ロジカルシンキングによって、論理的に考える力がつちかわれます。
仕事を進めるうえで誰にでも必須なスキルと思いますので、今後も紹介していきたいと思います。