基本的な使い方

変数の型変換を理解しよう

UiPath Studioでよく使う型変換について解説します。

そもそも、変数って何?型ってなんだっけという方は先にこちらをご覧ください。

変数の型変換とは?

変数の型変換とは、変数を作成する際に決めた変数の型とは別の型にデータを変換することです。

例えば、Date(日付)型の変数を使用して、日付の計算を行ってからその結果をString(文字列)型で表示させたい場合などは、Date型からString型へ型変換する必要があります。

型変換が必要となるケース

型変換が必要となるケースは主に2つです。

  1. アクティビティで受け入れられる型が違う
  2. 文字列の結合がしたい

アクティビティで受け入れられる型が違う

UiPath Studioでは多くのアクティビティ(部品)がありますが、これら全てのアクティビティのパラメーターには受け入れられる型が定義されています。

アクティビティのプロパティで各パラメーターにマウスを移動させると、受け入れられる型が表示されます。

Object型の場合は、型は何でもOKという意味です。

メッセージを表示するメッセージボックスアクティビティにあるキャプションは、String型のため、数値をそのまま入れようとすると型が違うためエラーとなり実行できません。

しかし、テキストはObject型でどんな型でも指定できるので型の変換は必要ありません。

文字列の結合がしたい

型変換が必要となるケースで一番多いのは、文字列の結合です。

先ほどのようにObject型であれば型変換は必要ないのですが、文字列と結合させて表示させることがほとんどです。

文字列の結合したい場合は、文字列型へ型変換を行います。

型変換の方法

型変換の方法はいくつかありますが、一番簡単な方法を紹介します。

VB.NETの型変換関数を使用する方法です。

ABOUT ME
律野桜哉
本業で、外資系企業でRPAコンサルタントとして大企業向けにRPAの導入をお手伝いしています。副業でも大企業以外の方にもRPAを使っていただけるようにコアワカRPAスクールやUdemyで講師をしてUiPathの魅力を伝えています。Udemyのベストセラー講師。お得なクーポンをサイト内で配布中。
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