今回は、業務手順書の書き方について解説します。
業務手順書とは?
業務手順書とは、業務の手順を記載した文書です。
START(開始点)からEND(終了点)までの処理手順を下に並べていきます。
処理が多い場合は、図のように分けて書いても大丈夫です。
ちなみに、上から順に1本道の構造を順次構造と呼びます。
なぜ業務手順書が必要なのか?
UiPath Studioで自動化処理を作成する際に、業務手順書があるとスムーズに作成できます。対応する操作手順がどのアクティビティで実現できるかを覚えて差し替えていくだけです。
RPAで自動化しなくても、業務手順書があると業務担当者の引継ぎなどに便利ですので、作っておいて損はありません。
業務手順書を作っていると、不要な業務はやらない、他の業務と統合できないかなどを考えるきっかけになります。
業務手順書の書き方
順次構造以外に、分岐構造と反復構造があります。
業務手順書はこの3つの構造だけで作成することができます。
ちなみに、UiPath Studioでもこの3つの構造をどのようなアクティビティで作れるかを理解すると、ほぼ全ての業務を自動化できるようになります。
書き方は色々と流派がありますが、代表的なものを紹介します。
分岐構造は、ひし形の中に条件を入れて分岐させます。
矢印に分岐条件の結果を記載して処理をつなげていきます。
反復構造は台形で繰り返したい処理を囲み、その中に反復する条件を記載します。
書き終わったら
業務手順書を書き終わったら見直してみてください。
実は無意識にやっている処理が抜けていたりします。実はこういう場合が存在するといった条件が抜けていることが多々あります。
この見直しを行い、業務手順書としてのクオリティを上げておくことが、UiPath Studioで作成した自動化処理のクオリティを高めることにもつながります。
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