ラズパイのセットアップ、何をやればいいのかな。
今回は、こんな疑問に答えていきたいと思います。
エンジニアブロガーのプロコアラです。
10年間エンジニアとして働き、ラズパイコンテストで賞をとったこともあるラズパイマニアです。
この記事を見れば、ラズパイの初期設定は完了してラズパイライフ送れるようになるはずです。
ちなみに、ラズパイのOSインストールがまだな方は「ラズパイのインストール方法 2019最新版 NOOBSならSDにコピーするだけ」をご覧くださいませ!
セットアップに必要なものを接続
マウスとキーボードを接続
これは簡単。USBポートに差し込むだけでOK!!
無線のキーボードとマウスがセットになったものが2000-3000円程度でも買えるので、1つ買っておけば便利です。
初回設定ウィザードでラクラクセットアップ
最近は初回設定ウィザードで簡単に設定できるようになりました。
設定ウィザードの指示に従うだけで基本的な設定は完了します。
ロケーションの設定
住んでいる国と使用言語、タイムゾーンを設定します。
日本に住んでいる方は、デフォルトのままでOKだと思います。
俺は英語を勉強したいから英語で行くぜ!という勇者は、こちらを変えてください。
パスワード変更
セキュリティのためにパスワードの変更を求められます。
好きなパスワードに変更しましょう。
スクリーン設定
チェックボックスはデスクトップの黒い枠線を表示するか?というチェックボックスです。
全画面表示したい場合は、デフォルトのままチェックせずにNextをクリック。
Wifiの設定
無線LAN内蔵モデルであれば、ドングルなどを接続しなくてもWifiに繋げることができます。
今回は無線LAN内蔵のラズパイ3を使用しているため、何もしていません。便利なので内蔵版の使用をオススメします。
ソフトウェア更新
ソフトウェアを更新します。Nextをクリック
途中でパスワードを聞かれた際には、先ほど設定したパスワードを入力します。
再起動
セットアップが完了しました。
簡単ですね。
エラー発生時の対応
もし、ソフトウェぁ更新時に以下のようなメッセージが出た場合も、とりあえず再起動して設定ウィザードを完了させてください。
ターミナルから下記コマンドを実行すれば問題は解消すると思います。
・sudo apt update(パッケージ一覧の更新)
・sudo apt upgrade(パッケージ一覧の中からソフトウェアの更新)
ターミナルは、上のバーから黒いアイコンを選択して開いてください。
その他のセットアップ
その他、最低限やっておいた方がいい設定をやっていきましょう。
日本語入力
日本語入力するために、fcitx-mozcを使用します。
下記コマンドをターミナルから実行してください。
sudo apt install fcitx-mozc
LCDディスプレイの反転制御
/boot/config.txtに追加して、ラズパイを再起動すればLCDディスプレイの反転表示が治ります。
lcd_rotate=2
まとめ
いかがでしたか?
意外と簡単に初期設定ができたと思います。
初回の設定ウィザードは、ターミナルから「piwiz」コマンドでいつでもこのウィザード画面を表示することができます。
次回は、sshやvncを使用してリモートPCからアクセスできるようにしたいと思います。
ではでは。