今回は負荷分散について学習していきます。
負荷分散とは
WEBサーバーにアクセスが集中してしまうと、応答時間が長くなってしまうため、負荷分散を行います。
負荷分散を行う装置をロードバランサーといいます。
ロードバランサーはWEBサーバーの間を仲介してWEBサーバーの負荷によってアクセス先を振り分けます。
クライアントはDNSサーバーに問い合わせてIPアドレスを取得しますが、この取得するIPアドレスはロードバランサーのものです。
ロードバランサーが各WEBサーバーにデータを転送します。
DNSによる負荷分散
ロードバランサーを用いずに負荷分散する方法もあります。
DNSサーバーにWEBサーバーのIPアドレス設定を上書きして負荷を分散させます。
例えば、WEBサーバー①の負荷が高い時はDNSサーバーにWEBサーバー②のIPアドレスを設定して負荷を分散させます。
この方法はロードバランサーが不要になるというメリットがあるのですが、ざっくりとした負荷分散しかできないというデメリットがあります。