今回はプレゼンテーション層について学習していきます。
プレゼンテーション層の役割
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プレゼンテーション層はOSI基本参照モデルの第6層に位置し、ユーザーが見るデータの表現形式のルールを定義しています。
メールソフトのイメージ
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プレゼンテーション層のイメージを解説します。
プレゼンテーション層では、文字コードや動画や画像、圧縮や暗号化などのデータを表現する形式についてのルールを定義しています。
メールソフトの場合を見てみましょう。
例えば、「こんにちは!元気?」というメールを届けたいとします。
メールソフトに日本語のテキストとして書きますが、コンピュータはこれを1と0のバイナリデータで管理します。バイナリデータにすることを符号化(エンコード)、バイナリデータから戻すことを複合化(デコード)と呼びます。
日本語のテキストですが、文字コードというものがあり、「UTF-8」や「Shift-JIS」などが代表的です。
この文字コードまで一致させておかないと文字化けが存在してしまいます。