ネットワーク

物理層のネットワーク機器

今回はOSI基本参照モデルの第1層物理層で使われるネットワーク機器を学習していきます。

物理層のネットワーク機器

物理層は電気信号についてのルールを定義している層ですが、物理層のネットワーク機器はリピーターとハブがあります。

ネットワーク機器の種類

リピーター

リピーターは電気信号を増幅することができるリピーター機能を持っています。

ケーブルには100mまでなど最大ケーブル長が決まっています。電気信号は波形のようになっているのですが、この波形がノイズなどの影響によりどんどんと波形が小さくなってしまいます。

波形が小さくなるとデータを正しく読み取れなくなるため、リピーターで電気信号を増幅します。

ハブ

ハブはスイッチングハブとも呼ばれますが、集線機能を持ったリピーターです。

複数のポートを持っているため複数のコンピュータを繋ぐことができます。

コンピュータにはLANケーブルをつなぐことができるポートがありますが通常は1つしかありません。

ハブが無いとコンピュータを1対1でしかつなぐことができませんが、ハブをつかうことで複数のコンピュータを繋ぐことができます。

ハブは入力された電気信号を他のポートにそのまま出力します。

送られたコンピュータは宛先を見て自分でない場合は破棄するのですが、不要な通信が発生してしまうというデメリットがあります。