RPAで業務自動化

RPAを使ってクラウドソーシングの作業を自動化してわかったこと

こんにちは、RPAコンサルタントのプロコアラです。

RPAが大企業を中心に導入されて作業が効率化されていますが、中小企業では導入されているところはまだ多くありません。

UiPathであれば、個人利用無料のためRPAを導入することで、単純作業を効率化できるはずですが、導入しているところは皆無です。

ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングで依頼されている単純作業をRPAで自動化すれば儲かるんじゃないの?と考えたので、検証しました。

 

RPAで自動化するクラウドソーシングの単純作業

クラウドソーシングには、色々な単純な作業があります。

プログラミング、デザイン、ライティングなど色々なジャンルのお仕事がありますが、その中にリスト化やリサーチ作業といった単純作業があります。

これをRPAで自動化しました。

 

受けた仕事は、ヤフオクとAmazonのリサーチ作業を行い、その結果をExcelで納入すると言うものです。

マニュアルがあるので作業自体は簡単ですが、作業量が多いのでRPAでの自動化が効果的だと考えました。

 

仕事の詳細は秘密保持のためかけませんが、簡単に言うと、次の3ステップです。

・ヤフオクで指定された検索ワードで商品や出品者などの情報をピックアップする

・同一商品でAmazonに出品されているか、出品されている場合は価格を調査する。

・調査内容をExcelにまとめる

 

おそらく、依頼者は物販をやっており、ヤフオクで安く買ったものをAmazonで高く売ることで利益を得ているのだと思われます。

 

RPAで苦労した点

 

ヤフオクでのリサーチ作業はRPAで自動化可能

まず、依頼者から教えてもらった検索ワードでヤフオクから該当する商品をピックアップします。

これは、RPAを使うことでほぼ自動化することができました。

UiPathであれば、レコーディングを使用してWebスクレイピング、データスクレイピングを利用すれば、検索結果をリストアップできました。

説明欄に記載されている内容もフルテキストで取得したものに対してキーワードが含まれるかも簡単にできます。

このような単純作業はRPAが得意とするところですが、作業に例外が多く目視が必要となる箇所が多い。

例えば、画像に出品者IDが含まれている場合はリサーチ対象外とするなど。

このような目視で確認が必要な作業が残ってしまいます。

 

Amazonリサーチでは、同一商品の特定が難しい

ヤフオクでピックアップした商品に対して、Amazonに出品されているか確認して、価格を調査する作業は、RPAを適用することが難しかった。

ヤフオクでリストアップした商品名をAmazonで検索すると色々出てきてしまいます。

例えば、ヤフオクで「ワンピース 限定フィギュア ロロノア・ゾロ」という商品名だった場合に、同様にAmazonで検索すると色々出てきてしまい、画像を見て判断しなければならない。

これがまだRPAではできません。

OCRやAIも連携できますが、同一商品であることを見極めることは難しいでしょう。

 

書籍のISBNのように世界共通で一つ一つがユニークな番号が割り振られていれば、RPAが使えるのですが。。。

 

Excelへの転記はRPAで自動化できる

調査内容をExcelにまとめることはRPAで簡単にできます。今回使用したUiPathにはExcelを操作するアクティビティが用意されているため、やりたいことができました。

Excelのマクロでやるべきか、RPAでやるべきかという所は多少悩みましたが、どちらで自動化しても効率化できると思います。

 

RPAをクラウドソーシングでの活用はできるか?

今回の作業をRPAで自動化してみて、ヤフオク、Amazonのリサーチ作業とExcelの転記作業は自動化することができ、単純作業を効率化できました。

ヤフオクでの画像チェックやAmazonで同一商品を画像を見て判断するといった作業は手動目視でやる必要がありますが、7割ぐらいの作業を効率化できたと思います。

他の作業者と比較すると恐ろしいスピードで納品する下地はできました。

依頼者から継続して契約させてほしいと依頼されたとしたら、

私の答えは「だが断る!」です。

 

単価が安すぎるクラウドソーシングの闇

この作業の報酬を聞くとみなさん驚くかもしれません。

ヤフオクとAmazonで価格差のある商品を見つけた場合、5円です。

つまりは価格差のある商品がなければ0円です。

 

RPAで効率化しても、自動化してリストアップした商品を目視で確認する作業が1分程度かかります。

リサーチしていく中で、価格差がありExcelに転記できるものは、10個に1個ほどです。

10分に5円、時給30円。。。

あれ、最低賃金っていくらでしたっけ?笑

 

同じ作業を請け負った人が僕の他に10名ほどいました。

彼ら、彼女らはRPAで効率化していないので、リストアップから全て手動でやっているはずです。

みんな時給いくらで働いてんだよ。

クラウドソーシングで価格破壊が起きているという話は聞いていましたが、まさかこれほどまでとは。

 

プロコアラ的まとめ

100万稼ぐには1万円のものを100人に売る方法もありますが、100円を1万人に提供する方法もあります。

今回はRPAで大量作業を自動化して儲けようと思いましたが、全ての作業を自動化できずにクラウドソーシングの闇を少し体験しました。

 

RPAを使うなら、全部の作業を自動化できることが絶対条件だと思いました。

自分でせどりなどの物販の副業をしている場合は、今回行ったヤフオクやAmazonのリサーチ作業の大半を自動化できるため、RPAが効果的だと思います。

リサーチで価格差のある商品を見つけた場合、その報酬は5円ではなくその価格差があなたの取り分ですからね。

 

ノウハウをいただくためにクラウドソーシングを使い、いただいたノウハウで自分で稼ぐのであれば、5円でもいいかなと思えるはず。

ちょっとグレーでずる賢い考え方ですかね。

まあ、僕は物販は発送やら忙しいのでやるつもりはありませんが、RPAとは親和性は高いと思います。

 

ABOUT ME
プロコアラ
プロコアラ
RPAコンサルタントのプロコアラです。長年のエンジニア経験を活かしてして外資系コンサルファームでRPAコンサルしてます。 転職ノウハウ、プログラミング、英語の勉強方法など分かりやすいように解説していきます。