RPAで業務自動化

損保ジャパン 4000人の大規模配置転換に見るRPAの効果と事務職の今後

RPA関連の時事ネタです。

2019年6月24日に「損保ジャパン、4000人削減=ITで効率化、介護分野などに配転」というニュースが流れました。

ITで効率化というのは、具体的にはRPA(Robotic Process Automation)による業務効率化です。

 

「RPAで40万時間削減を掲げた損保ジャパン、導入後1年でどれだけ削減できたのか?」で説明されている通り、2017年からRPAを導入して業務の効率化を進めていたようです。

RPAベンダーはUiPathを採用しており、年間43万時間を削減できたとのこと。

 

どうやって年間43万時間を削減できたのか?

RPAツールをデスクトップ型を導入していたが、数が多くなったためサーバー型のUiPath Orchestratorを導入している。

UiPathはデスクトップ型とサーバー型の両方があり、最初は小さくスモールスタートアップできることが魅力ですね。

また、業務の自動化だけでなくBIツールを導入して業務の可視化をおこなっているらしいです。

・RPAツール・・・UiPath Orchestrator(サーバー型のRPAツール)

・開発案件管理・・・Salesforce

・プロジェクト管理・・・Redmine

・BIツール・・・PowerBI

 

2018年12月末時点で約110の業務をRPAで自動化し、年間約43万時間を削減することができたとのこと。

RPAを導入する部署や業務は広がり続けており、2019年3月末までには、約60万時間の創出を見込んでいるそうです。

 

次は我が身か?RPA導入企業は増加中

「企業名 RPA」で検索すると、多くの企業の導入事例が出てくることに驚くでしょう。

RPAを導入している企業は、今回の損保ジャパンと同じように配置転換を行うことになると思われます。

事務職は余剰していく中で、専門職は不足しているため配置転換が必要になります。

リストラではなく配置転換としている点に、努力していると感じます。

 

これからはどうすればいいのか?

企業は競争力を高めるためにRPAで業務を自動化していき、よりクリエイティブな業務に人員を割り当てる流れになってくると思います。

まずは大企業を、そして中小企業へと広がっていきます。

職を奪われるという考え方をする方をいるかもしれませんが、私はそうは考えていません。

ロボットによって退屈な業務から解放され、よりクリエイティブで楽しい業務を行えるようになったと考えるべきだと思います。

時計が発明される前は、おそらく鐘を定期的に鳴らすなどする職業が実在したはずです。
今は、時計によって仕事が奪われたなんて行っている人はいませんよね。

RPAによって、業務の自動化はこれと同じようなことだと私は考えています。
「俺らの時代はなー、Excelで注文書を作成してたんだぞー」
「え?あんな作業ずっと人がしてたんですか?ロボットで一発じゃないですか?」
なんて話がRPAが当たり前になった後に来るんじゃないでしょうか?

新卒などでこれから事務職を目指す方はこの流れを認識しておいたほうがいいですね。

RPAにより全ての業務は置き換えられないため、一部の事務職は残りますが、大半の事務職はロボットがやる時代が来ると思います。

専門職の知識を付ける、あるいはRPAを学んでロボットの制御もできる事務マスターになるということがこれからの道だと思います。

まとめ

大企業を中心に、RPAにより実際に業務効率化が進みだして実際に人員の配置転換が始まっています。

RPAの導入状況を知ることで、今後のリストラや配置転換を予測できるかもしれません。

誤解して欲しくないのは、RPAはリストラや無理な配置転換を助長するものではありません。

RPAは業務を効率化してよりクリエイティブな時間を抽出してくれるものです。

事務職を目指す方はこの流れを認識しておき、事前にどうするか考えておきましょう。

では!(^^)/

ABOUT ME
律野桜哉
RPAコンサルタントのプロコアラです。長年のエンジニア経験を活かしてして外資系コンサルファームでRPAコンサルしてます。 転職ノウハウ、プログラミング、英語の勉強方法など分かりやすいように解説していきます。