今回はネットワーク内のコンピュータを識別するMACアドレスについて、より詳細に解説します。
MACアドレスとは
MACアドレスはノードを識別するために製造時に割り振られた番号です。
MACアドレスは48ビットから成り、人間が分かりやすいように16進数12桁で表記されます。
MACアドレスは前半の24ビットと後半の24ビットに分けられます。
前半はベンダーIDという製造会社毎に割り振られた番号です。後半は製造会社が製品に割り当てた番号を表します。
よって、同じ製造会社であれば前半は同じで後半が別の値になっています。
変換
2進数から16進数への変換は慣れてくると対応を覚えてダイレクトに変換することができるようになりますが、慣れないうちは10進数を経由します。
16進数の1桁が2進数の4桁のため、4桁で分割してまずはIPアドレスの変換で行ったように10進数に変換しましょう。
10進数から16進数の変換は簡単です。
9までは10進数も16進数も同じです。10以降は16進数は桁上がりせずにA、B、C、D、E、Fが使われます。
例の14は10から数えて5番目のためEが使われます。