イーサネットプロトコルについて学習していきます。
イーサネットプロトコルとは
イーサネットは物理層とデータリンク層のプロトコルです。
- 物理層レベル
- 利用するケーブル
- 利用するケーブルの接続I/F
- デジタルデータとアナログな物理信号の変換方式
- データリンク層レベル
- MACアドレスを使用したコンピュータの特定
- 伝送媒体(ケーブル)のアクセス制御(CSMA/CD)
- データのフォーマット(フレームフォーマット)
ここでは物理層について説明します。
イーサネットプロトコルでは、通信速度や利用するケーブル、インタフェースの形状などに応じて、様々な規格が存在します。
イーサネットの規格は、伝送速度とケーブルの種類やケーブル長などから名前が決まっています。
情報処理試験でよく出題されるため、覚えておきましょう。
カテゴリーが上がるほど、高速で高品質な通信ができるようになります。
LANではカテゴリ3以上のものしか使用できません。
有名なものを表に整理しました。
カテゴリ | 伝送速度 | 規格 |
3 | 10Mbps | 10BASE-T |
5 | 100Mbps | 100BASE-TX |
5e | 1Gbps | 1000BASE-T |
6 | 1Gbps | 1000BASE-T |
6e | 10Gbps | 10GBASE-T |
ケーブルの種類
ネットワークで使われるケーブルを紹介します。
同軸ケーブル
同軸ケーブルは旧規格のLANケーブルとして使われていました。
古いテレビなどで使われていたので、見たことある人もいるかもしれません。
ツイストペアケーブル
<a href=”https://en.wikipedia.org/wiki/User:Spinningspark” class=”extiw” title=”en:User:Spinningspark”>Spinningspark</a> at <a class=”external text” href=”https://en.wikipedia.org”>en.wikipedia</a> – Self created using Inkscape Transferred from <a class=”external text” href=”https://en.wikipedia.org”>en.wikipedia</a> to Commons by <a href=”//commons.wikimedia.org/wiki/User:Wdwd” title=”User:Wdwd”>User:Wdwd</a> using <a rel=”nofollow” class=”external text” href=”http://tools.wikimedia.de/~magnus/commonshelper.php”>CommonsHelper</a>. ., CC 表示-継承 3.0, リンクによる
ツイストペアケーブルは2本のより合わせが4セットの合計8本の芯線を使ったケーブルです。
ノイズによる影響を受けにくく、LANケーブルで現在最も使われているケーブルです。
光ファイバーケーブル
<a href=”https://en.wikipedia.org/wiki/User:BigRiz” class=”extiw” title=”en:User:BigRiz”>BigRiz</a> – First upload: (Sep 25 2004) en:Wikipedia, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
光ファイバーケーブルは、コンピュータからの電気信号を光信号に変換して伝送するケーブルです。