今回はネットワークについて解説します。
皆さんはネットワークと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
ネットワークと聞くと、私はママ友ネットワークやご近所ネットワークなどを思い浮かべます。
電撃ネットワークとか言っても通じない世代が増えてきましたね。
まずはネットワークとは何か、ネットワークのメリットと情報をやり取りするために必要なものが何かを整理していきましょう。
ネットワークとは
日常でネットワークは、ママ友ネットワークなど人と人がつながって情報をやり取りする意味で用いられます。
人と人とが集まって情報を交換するイメージですが、ITの世界ではネットワークは「複数のコンピュータを接続したもの」を意味します。人が集まるのではなくコンピュータが集まって情報を交換します。
ネットワークのイメージ
「ネットワークって、目に見えないんですか?」
よくこのような質問をされます。目に見えないものを理解するのはかなり難しいですよね。
実はネットワークを目に見えるようにする方法があるんです。
Ciscoのパケットトレーサーというネットワークを疑似的にパソコン内に構築できるソフトがあります。
このソフトを使えば、ネットワークが目に見えるようになります。
イメージがしやすいように、シミュレートモードを使ってみます。
シミュレートモードではコンピュータ同士の通信が見えるようになります。
このシミュレートモードを有効にしてWebブラウザで閲覧してみましょう。
ブラウザにPC5のアドレスを入力すると、ブラウザで情報が表示されましたが、それまでに色々な通信が行われていますね。
コンピュータのアドレスって何?ルーターとかハブって何?通信の中身は?HTTPって何なの?
色々な疑問はあるかと思いますが、今回はコンピュータがつながって通信をおこなっているネットワークのイメージを持つことができれば大丈夫です。
どのような通信が行われているのか、これから少しずつ学習していきましょう。