今回はDNSプロトコルについて学習していきます。
DNSとは
DNSとはIPアドレスとドメイン名の対応情報を管理するプロトコルです。
皆さんは、Youtubeを見たい時、ブラウザにIPアドレスを打たないと思います。
Youtube.comと打っていると思います。
これがドメイン名です。
コンピュータはIPアドレスでコンピュータを特定していますが、IPアドレスは人間にとってはとても覚えづらいものです。
よって、ドメイン名を覚えておき、DNSによってドメイン名とIPアドレスを変換します。
名前解決
IPアドレスとドメインの変換を名前解決と言います。
ドメインは階層構造となっており、担当範囲が決まっています。
複数のDNSサーバーが連携して名前解決を行います。
DNSサーバーが一つだけでは、世界中のコンピュータからアクセスが発生してしまい、パンクしてしまいます。
よってルートネームサーバーから順にたどっていきます。
例えば、Yahoo.co.jpドメインのIPを知りたい場合は、るーねとネームサーバーにjpドメインの場所を聞きに行きます。
jpドメインを管理しているサーバーにcoドメインの場所を聞きに行きます。
co.jpドメインを管理しているサーバーにyahooドメインの場所を聞きに行くという流れでどんどんと解決していきます。
最終的にYahoo.co.jpドメインがZZ.ZZ.ZZ.ZZというIPアドレスであることを教えてもらいます。
教えてもらったIPアドレスを送信先IPアドレスに設定して通信を行います。
以降の流れはこれまで学習してきたようIPプロトコルが経路情報から特定していきます。
教えてもらったIPアドレスとドメイン名はブラウザとDNSサーバーが覚えてくれるため、次からはDNSサーバーの名前解決を行わずにWEBサーバーにアクセスできるようになります。